山陰で獲れるズワイガニには「松葉ガニ」と「セコガニ(親ガニ)」、「若松葉ガニ」の3つの違う呼び名があります。 3つの呼び名にはそれぞれどのような違いがあるかご存知ですか? かにの基礎知識として、特徴をご紹介します。
10年以上かけて成長したズワイガニの雄の事を、山陰地方での呼称で「松葉ガニ」と呼んでいます。他の地方では越前ガニ(福井県)、間人(たいざ)ガニ(京都府京丹後市)などと呼ばれています。
松葉ガニは殻が固く、その中のぎっしり詰まった淡白な身には上品な甘みがあり、まさに冬の味覚の王者です。 新鮮なうちは刺身、そして焼きガニ、茹でガニ、カニすきなど、調理方法によって異なった味と旨味を楽しむ事ができます。また、ずっしりと重くハサミが太いほど高級とされています。
ズワイガニの雌で、地元では親ガニ、他の地方ではセコガニやセイコガニ、香箱ガニとも呼ばれています。大きさは松葉ガニに比べると随分小さくなりますが、お腹に抱えている濃厚な味わいの「内子」、プチプチした食感がクセになる「外子」が魅力的です。身は小さいながら甘みが濃く、そのためセコガニ(親ガニ)には、熱烈なファンが数多くいます。
茹でてそのまま食べるのもよいですが、セコガニ(親ガニ)の濃厚な旨味を味わうには、味噌汁がオススメで郷土料理になっています。 短冊切りにした大根を入れたカニ汁は鳥取の冬の味覚です。
ズワイガニの脱皮後の雄で、水ガニ(ミズガニ)とも呼ばれています。
見た目は松葉ガニと区別はつきませんが、脱皮後間もないため甲羅や殻が柔らかいのが特徴で、身や味噌には水分が多く含まれています。
松葉ガニと比べると、若干身入りは少ないですが身離れが良く、とろけるような食感と甘みがあります。 手頃な価格なので人気があり、地元で親しまれています。
松葉ガニ。ズワイガニよりも深海に生息し、その形状は良く似ています。主にむき身にして加工用に使用されます。
紅ズワイガニはズワイガニよりも体色が赤く、腹側も赤色(ズワイガニは白色から黄色系)な点が特徴です。
肉質は水分がやや多いですが甘みが強いです。
鳥取県は、天然の素材が大変豊富で、どこにも負けぬほどバラエティに富んでいます。
冬の日本海は味覚の宝庫であり、中でも松葉ガニは味覚の王者ですが、最近は漁獲が少なく大変高価になって、一般の家庭ではなかなか食べられなくなりました。
「花のれん」では、旬の松葉ガニの真の味を、地元の食材を活かした鳥取らしい郷土料理とともに、皆様にお気軽に楽しんでいただけるよう心をこめておもてなしいたします。
※写真はイメージです。
時節により料理、器、内容等が写真と異なる場合がございます。
新鮮な松葉ガニを「ゆで松葉、焼きガニ、カニスキなどで召し上がっていただきます。焼きガニは炭火焼き、又は、鉄鍋で蒸し焼く宝楽焼で焼きたてを召し上がっていただきます。
また、カニの甲羅を焼いて、その甲羅を器として日本酒を味わう「甲羅酒」は最高です。
付出、お造り、ゆで松葉
、松葉炭火焼、カニスキ、うどん又は雑炊、デザート
※写真はイメージです。
時節により料理、器、内容等が写真と異なる場合がございます。
新鮮な松葉がにを鍋で召し上がっていただきます。
あまり火を通さず、かにの身が ぷくっと膨らんだ位が食べごろです。
鍋の締めの雑炊はカニの旨みがお出汁に出て、とても美味しい逸品です。
付出、カニスキ、お造り、うどん又は雑炊、デザート
※写真はイメージです。
時節により料理、器、内容等が写真と異なる場合がございます。
新鮮な松葉ガニのお刺身です。
甘くプリっとした身は、口にした瞬間とろけてしまうよう。
原則、一枚単位のご注文となります。
●2023年1月現在の価格(2月以降は時価になります)
20,000円~※活きた松葉ガニを一枚使用します。 事前にご予約下さい。
「かにめし」は、花のれん名物として大人気!
特製のお出汁をかけてお茶漬けでお召し上がり下さい。
●かにめし定食 本店(お昼のみ)
※かにの身は紅ズワイガニを使用しています。
※松葉ガニ表記のないカニ料理は、ズワイガニまたは紅ズワイガニを使用しています。
ご予約の際、プラン名とご利用日時、ご利用人数をお申し付けください。
住 所:〒680-0821 鳥取県鳥取市瓦町526
営業時間: 昼食 11:00~14:00
夕食 17:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
定休日:原則、日曜夜(月曜日が祝日の時は日曜夜営業、月曜夜休業)・年末年始
※営業日・営業時間は予告なく変更する場合がございます。
詳しくはお電話にてお問い合わせください。