すらりと小太刀を思わせるリンとした姿、鮮度の良いものは口先がピンク色。身はちょっとクセがありますが、好きな魚です。
次いでイイダコ、メバル、ヤマメ、タコ、サワラ、鯛それに赤貝、ミル貝、ハマグリと、貝類が旬になってきます。砂丘の松林では初ものの春松露、、山野では田芹、山ウド、タラの芽が、桜の花の咲くころは県境の島田の筍(たけのこ)がうまくなります。
花見や行楽に持っていく弁当は少し華やかに、ひな祭りや端午の節句などの行事に、ヒナ寿し、兜(かぶと)造り、ち巻等を作るのも楽しみのひとつです。
山陰のように四季の移り変わりのはっきりしている所は、豊富な旬の食材に埋まっておぼれてしまいそうです。