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| 鳥取|鳥取市の郷土料理グルメ店「花のれん」:トップ 稲葉肴ごよみ > 春 > 春の随筆 > 鳥取の春 |
山陰の海・近くの畑・山里・深山・湖・河で四季折々採れる食材、特別のものではなく身近な材料を使った料理で、腕の良い板前が何時間も手間隙掛けて作る料理ではなく、料理人が十年修行したら作れ、また家庭でも十分に作れそうな料理を基準に綴りました。
松葉ガニ、タラ、アンコウと冬の魚が終わったら、一番先にサヨリの姿を見かけます。
すらりと小太刀を思わせるリンとした姿、鮮度の良いものは口先がピンク色。身はちょっとクセがありますが、好きな魚です。
次いでイイダコ、メバル、ヤマメ、タコ、サワラ、鯛それに赤貝、ミル貝、ハマグリと、貝類が旬になってきます。砂丘の松林では初ものの春松露、、山野では田芹、山ウド、タラの芽が、桜の花の咲くころは県境の島田の筍(たけのこ)がうまくなります。
花見や行楽に持っていく弁当は少し華やかに、ひな祭りや端午の節句などの行事に、ヒナ寿し、兜(かぶと)造り、ち巻等を作るのも楽しみのひとつです。
山陰のように四季の移り変わりのはっきりしている所は、豊富な旬の食材に埋まっておぼれてしまいそうです。
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